可搬型階段昇降機はバリア アリーの学校でも活躍してます、してます!
可搬型階段昇降機・ウェルキャリー/らく段は、学校教育の場においても活躍中であることをご存じでしたか?
【可搬型階段昇降機とは?】
●建物自体に取り付けるのではなく、持ち運びできる階段昇降機のこと。軽乗用車に積み込めるコンパクトな昇降機もある。
階段昇降機と学校に何の関係があるのか?と疑問に思われるかもしれませんが、キーワードは「インクルーシブ教育」にあります。
インクルーシブ教育、つまり健常者と障碍者を分けることなく一緒の空間で学び・遊んで、共生社会に必要な「違いを受け入れる」価値観を醸成していく教育のことを指します。ですが、それを実現するには学校内外にあるバリアと向き合わなければなりません。
バリアには、〝障害者・児にどう接したらいいか分からないから何となく避けてしまう〟という心理的バリアと、段差・ぬかるみ・凸凹・階段などの物理的バリアが存在します。
今回は物理的バリアのお話をします。
たとえば生まれながらにして脳性麻痺を抱えた児童は、自分の脚で歩くことが難しくなり、車椅子を相棒として日常生活を過ごすことになります。
バリアフリー・ユニバーサルデザインの概念が無い時代に設計された学校にエレベーター設備などありません。進級や理科室/音楽室での授業の場合、健常児は「当たり前のように」階段を昇って降りて移動しますが、車椅子ユーザーならどうでしょうか。
マンパワーでの車椅子階段介助は危険で疲れるから 続かない
マンパワーで車椅子ごと階段昇降させる介助方法はいろいろありますが、プロの介助士(ヘルパー)でも相当な緊張感をもって階段介助に臨んでいます。
ボブサップや朝青龍のような体力自慢の先生がいれば話は別ですが、現実はそうじゃありません。
私自身、階段介助を提供してきましたからマンパワーでの苦労を身をもって知っていますし、他者の階段介助を何度も目にしてきました。
車椅子ユーザーを階段介助しなければならない現場では、性別も身長も腕力も体力も違う大人たちが4人がかりで持ち上げるか、2名で引き上げるかのパターンに大別されます。
スキルも体格も異なる大人たちの階段介助に身を任せるのは、車椅子ユーザー本人にとっても第三者から見ても安全性に欠けてしまうことは否めません。
何より、介助者側に車椅子ごと落としてしまうかもしれない・疲れるからやりたくない という心理が働くので、マンパワーでの階段介助に頼り切るのは限界があるわけなんですね。
そこで、車椅子ごと安全に階段昇降できるためだけに専用設計されたウェルキャリーの出番です。
詳しい記事はこちらをご覧ください。
ウェルキャリーよりもコンパクトで女性にも扱いやすい階段昇降機らく段はこちらをご覧ください。
可搬型階段昇降機の導入には「数百万の工事費いらず・校舎を傷つけず・バリアフルな課外授業先でも扱える」メリットを持ち合わせています。そのパフォーマンスをぜひ体感してみませんか。
まとめ
某小学校に納品された可搬型階段昇降機ウェルキャリーは現在、車椅子ユーザー児童と同級生が教室内の同じ景色と空間を共有できて学びあえるかけがえのない毎日を送るための支えになっています。
児童の、そして、ご家族・学校関係者の笑顔を見れて私自身もとても嬉しく思います。
階段昇降でお困りであればいつでもお気軽にお問合せくださいね。
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